知っておきたいキャッシングの返済方法 – 種類と特徴まとめ

ATMによる返済

ATM
指定の返済日までに契約銀行またはコンビニにある提携ATMやへ入金を行うことで、返済をすることができます。
ローンカードまたはローンカード機能付きのキャッシュカードが必要です。

ATMによる返済のメリットとしては自分のタイミングで返済することができ、返済予定日よりも早く返済すれば、その分利息の負担を減らすことができます。

また返済を行った際に利用明細が発行されるので、管理に注意しましょう。

タイミングによっては随時返済(繰上げ返済)になることも

返済予定日より15日以上前に返済を行うと、随時返済(繰上げ返済)として扱われ、通常返済には充てられません。
そのため指定の返済日にも、通常の返済額を支払わなければいけません。

「早めに返済したから今月の支払いはもう済ん」と安心しないように注意しましょう。

返済予定日の14日前から予定日までに返済を行った場合は、通常返済として扱われます。
通常返済として早めに返済を行いたい場合は、予定日の14日前から行うようにしてください。

口座引き落としによる返済

お金を借りた金融機関に口座振替依頼書を提出し、銀行口座から返済日に自動引き落としで返済することも可能です。
返済日になると自動で返済額が引き落とされるため、わざわざ返済に出向く手間がないことがこの方法のメリットです。

返済日については金融機関によって定められた返済日に引き落としが行われる場合と、返済日を選択できる場合の2通りがあります。

銀行カードローンによっては、通常返済は口座振替のみとなり、ATMでの返済は利用できない場合があります。

銀行振込

銀行振り込みによる返済は、通常の返済が遅れた際に利用することが一般的です。
カードローン会社指定の返済専用口座に振り込み、返済を行います。

通常返済時でも振込返済可能ですが、この方法は振込手数料がかかることが多いため、あまりおすすめできません。

返済が遅れそうな場合はどうすべきか

返済が遅れそうと分かった時点で早めにカード会社に連絡すれば、相談にのってもらうことができます。

早めに連絡を行うことで返済日を遅らせてもらえたり、その月の支払いを利息分だけで済ませてもらえる場合があります。

また連絡を行う際にはいつなら返済できるか、いくらなら返済できるかを明確にし返済する意志をしっかりと伝えることが大切です。

余裕がある時は繰り上げ返済で利息を減らす

返済
キャッシングによる利息は一日でも早く返済したほうがお得です。

お金に余裕があるときは、通常返済に加えてATMなどから繰り上げ返済を行い、少しでも利息を減らすことをオススメします。
・年利18.0%で10万円を借り1万円ずつ返済を行った場合

返済回数支払額支払元金利息残高
110,0008,521 1,479 91,479
210,0008,647 1,353 82,833
310,0008,775 1,225 74,058
410,0008,904 1,096 65,154
510,0009,036 964 56,118
610,0009,170 830 46,948
710,0009,305 695 37,643
810,0009,443 557 28,200
910,0009,583 417 18,617
1010,0009,725 275 8,892
119,0248,892 132 0
支払利息合計9,024

・2回目の返済時に5万円追加で繰り上げ返済を行った場合
返済回数支払額支払元金利息残高
110,0008,521
1,479
91,479
260,00058,647
1,353
32,833
310,0009,514
486
23,319
410,0009,655
345
13,664
510,0009,798
202
3,866
63,9233,866
570
支払利息合計3,923

繰り上げ返済を行わなかった場合の利息総額は9,024円ですが、繰り上げ返済を行うことで3,923円まで利息を減らすことができます。

このように繰り上げ返済を行うことで利息の負担を大きく減らすことができますので、お金に余裕のある時は積極的に返済に充てることをオススメいたします。

返済方式について

キャッシングの返済方式は一括払い、分割払い、リボ払いの3種類に分けられます。
キャッシング時にいずれの返済方式で返すのか選択することが多いですが、利用しているカードローン会社や契約内容によっては予め決められているものがあるので、返済方式は必ず確認しておきましょう。

一括払い

借入額と利息の合計金額を、次回支払日にまとめて返済方法です。
短期間での返済になるため、分割払いやリボ払いと比較して利息が少なくなるという利点があります。

分割払い

分割払いとは借りたお金を、事前に指定した一定の回数で返済方法です。
3回払い、5回払いというように、返済回数を選択して返済を行います。

分割払いでは、追加でお金を借りた場合は合算されずに別勘定で扱われます。
分割払いの利息は、その時々の借入残高に対してかかります。

元金均等返済方式

元金均等返済方式は、月々に返済する元金を固定し、それに利息を上乗せした額を返済方法です。

例えば元金を1万円に設定していたとすると、月々の支払金額は『1万円+借入残高に対する利息』となります。
この返済方法では返済当初の返済額は大きくなりますが、以下に示す元利金等返済方式と比較して、支払利息が小さくなるというメリットです。

元利均等返済方式

元利金等返済方式は、月々に返済する元金と利息の合計額を固定する返済方式です。

例えば返済額を1万円に設定した場合は、『1万円から利息を差し引いた分が元金』支払いに充てられます。

この方法では月々の返済額が一定になるため、返済プランが立てやすくなりますが、元利金等返済方式と比較して支払利息が大きくなるとデメリットがあるのです。

リボ払い

リボ払いによる返済は、キャッシングで借りているお金の総額に対して、月々一定額を返済方法です。

分割払いとは異なり返済回数は定めず、追加で借りたお金もすべて一つにまとめて扱われます。

リボ払いは月々の支払がほぼ一定となるため、追加で借り入れを行っても支払金額がほぼ変わらないとのがメリットになります。

残高スライドリボルビング払い

多くの会社で使われている返済方式で、借入残高(利用残高)に応じて月々の返済額が変更されます。

例えば『借入残高が10万円以下の場合は月々10,000万円』の支払い、『10万円以上20万円未満の場合は月々15,000円』の支払い、といった形です。
借入れ当初の返済額は大きいですが、徐々に返済額が小さくなっていきます。

元金定額リボルビング払い

元金均等返済方式のリボ払いです。
月々に返済する元金を定額にし、借入総額に対する利息を上乗せして返済を行う方法です。

元利定額リボルビング払い

元利均等返済方式のリボ払いです。
月々の返済額を一定とする方法で、返済額から利息を差し引いた額が元金返済に充てられます。

リボ払いのデメリット

リボ払いは毎月の支払い額をほぼ一定にし、月々の負担を軽減することができますが、支払いが長期化し利息が膨らむデメリットがあります。
余裕のある時には追加返済や一括返済を行い、支払う利息の額を抑えるようにしたほうがいいでしょう。

一括払いまたはリボ払いによる返済を行った際の支払い利息

・金利18.0%で5万円を借りた際に、翌月に一括払いで返済した場合

返済回数
支払額
支払元金
利息残高
150,740
50,000 740
0
支払利息合計740

・元金定額リボ払いで月5千円ずつ返済した時にかかる利息
返済回数支払額支払元金利息残高
15,740 5,000740
45,000
25,666 5,000666 40,000
35,592 5,000592 35,000
45,518 5,000518 30,000
55,444 5,000444 25,000
65,370 5,000370 20,000
75,296 5,000296 15,000
85,222 5,000222 10,000
95,148 5,000148 5,000
105,074 5,00074 0
支払利息合計4,068

一括払いで支払った場合にかかる利息は740円なのに対し、リボ払いで返済を行った場合は利息が4,068円もかかってしまいます。

このようにリボ払いでは月々の負担は軽くなりますが、利息の負担が一括払いと比較してとても大きくなります。
一括での返済が可能であれば、この返済方式が最もお得であると言えるでしょう。